【インタビュー】ストップモーション映像「I’m Scared」から学ぶ!キャンペーン成功の秘訣とは?

2013年12月20日
このエントリーをはてなブックマークに追加
interview-im-scared01

こんにちは!

北米最大のクラウドファンディングサイトKickstarterでは、数々の成功事例が日々生まれています。そんなプロジェクトを成功させたプロジェクトオーナーに成立のためにやったことをインタビューを通じて知っていく連載企画です。

インタビュー第2回目は2013年9月に成立させた830万円(8万ドル)のプロジェクト、“I’m Scared” A Stop-Motion Film from Greg “Craola” Simkinsのレヴィーさんにお話を伺いました。

ストップモーション映像に支援が集まっているのを知った

数あるクラウドファンディングサイトの中でキックスターターを選んだ理由は何でしょうか?

実は他にもいくつかサイトは見ていて、最初はIndiegogoを使う方向で検討していたんだ。今回のプロジェクトは、グレッグという非常に多くのファンを持つクリエイターの作品をストップモーション映像にする企画だったので、色んな人を巻き込める場所を探していたんだよ。

キックスターターの過去事例を研究しているうちに、ストップモーション映像のプロジェクトが過去に支援されていて、成立していたことが分かったんだ。無名なクリエイターでもね。この土壌があるなら大丈夫だと思って、キックスターターに決めたんだ。単純に言うと「最も有名で一番トラフィックがあったから」というのも大きな決め手ではあるね。

プロジェクトのための素材やチーム集めにどれくらい時間をかけましたか?

僕らはリサーチの含めて5ヶ月の時間を準備に費やしたよ。サイトの研究、事例の研究、素材作り、そして映像作りだね。

基本的には一人でやっていたよ

キャンペーン中はとても忙しかったと思いますが、何人ぐらいのチームで回していたんですか?

基本的に僕が一人でキャンペーンを担当していたんだけれど、もう一人更新の手伝いとしてもらっていて、あともう一人技術面やWEBデザイン周りのことを助けてもらいながらやっていたよ。

キャンペーンに費やす時間は、どれくらいの金額を調達したいかによって変わってくると思う。30日の間、キャンペーンに4−6時間費やす必要があったよ。

その4−6時間の間、何に一番時間を使いましたか?

何か一つを選ぶのは難しいね。とにかくサイトを更新しなくちゃいけないし、支援者の方々に対してコメントや対応をする必要もあるし、キャンペーンが動いているうちは常に戦略を考えなくちゃいけない。その日その日で全く違う動きをするから、まるで生き物を見ているようだったよ。試みとしてはまだまだ新しいことだから、これが正しいという方程式もまだ無いからね。

キャンペーン終了後は何か大変だったことはありますか?例えば商品の発送だとか?

僕らはbackerkitというサイトを使っていたから、支援者の管理は非常に簡単だったんだ。おかげさまでキャンペーン後は全て順調に進んでいるよ。

※Backerkit:KickstarterやIndiegogo等のクラウドファンディングサイトと同期させ、自動的に支援者のリストを生成してくれるサイト。さらに一度支援した人に対して追加支援の連絡も簡単に出来る。支援者からメッセージを通じて受け取る「発送先住所の変更」や「リワードの内容変更」なども個別に支援者側で変更出来る仕様になっているため、プロジェクトオーナー側の負担が大幅に軽減される。

Instagramが一番支援者を集めるチャネルだったんだ

支援者を集めるためにどのようなマーケティングを行いましたか?

これも何か一つをやったからという訳ではないね。まず知っておかなければならないことは、キックスターターは巨大なコミュニティーを持っていること。そしてその人達に知ってもらうにはフロントページに載らないといけないということ。ソーシャルメディアは僕らに取ってあまり大きな助けにはならなくて、Instagramが一番効果的だったね。

ソーシャルメディアは自分が影響力を持っているか、影響力を持っている人を知っていないと効果的に使うのは難しいよね。僕らの場合はBlink182というバンドのMark Hoppusという人がキャンペーンのことをツイートしてくれて、さらにブログでも紹介してくれたんだ。それでもキックスターターのコミュニティーからの支援者のほうが圧倒的に大きかった。ブログもとても重要なチャネルだと思うけど、その向こう側に誰がいるのか、支援してくれる潜在的なファンなのかを知っておく必要があるね。

新しい道を切り開いてくれた

今回のキャンペーンの成功を得て、周りのクリエイターにはどのような影響がありましたか?

クラウドファンディングの仕組みを使うことで、これまで出来なかったことや知り合うことが無かった人と出会うことが出来た。そして結果としてこれまで出来なかったことが出来るようになった。全く新しい道を切り開く、これまでに存在しなかった仕組みに皆とても興奮していたよ!

ファンタスティックなアイデアを実現させることが出来る

貴重なお話をありがとうございました!最後に将来のプロジェクトオーナーにメッセージをお願いします。

I would say That the power lies in the hands of the people, the people who want to donate to see cool projects get made. The power to create those projects are of course in the hands of the creators. Crowdfunding allows people to find one another to make these fantastic ideas fantastic realities.(原文)

全ての結果は人々の手に委ねられている。カッコいいプロジェクトが実現するのを見たくて支援する人々のね。そしてそれらのプロジェクトはクリエイターの手によって実現させられる。クラウドファンディングは人々に様々なファンタスティックなアイデアを実現させることを可能にしたんだ。

まとめ

いかがでしたでしょうか?外部のツールを活用したり、Instagramが最も効果的だったりと、意外なコメントが多い今回のインタビューでした。

1)自分のプロジェクトに似たプロジェクトの事例を研究する
2)潜在的な支援者がどこにいるのかを知っておく
3)キャンペーンを活発にさせるための時間を確保する

成功の確率を上げるためにも過去事例を知っておくことは大事ですね。ぜひ参考にしてみて下さい。

このエントリーをはてなブックマークに追加