クラウドファンディングの3つの種類「購入型」「寄付型」「金融型」の違いと特徴

2014年07月07日
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クラウドファンディングという言葉が国内でもメジャーになってきました。
様々なプラットフォームが誕生する一方で、いざプロジェクトを企画しようと思うと、どのクラウドファンディングサイトを利用すれば良いのかわからない人もいるかもしれません。

適切なプラットフォームを選択するにあたり、選択の基準の一つとなるのが、クラウドファンディングのタイプです。

クラウドファンディングは、大きく分けて「購入型」「寄付型」「金融型」の3つに分類されます。
どのプラットフォームを利用しても同じというわけではなく、あなたが企画したいプロジェクトに最適なプラットフォームを選択する必要があるのです。

今回は、クラウドファンディングの3つの種類について、違いや特徴をご説明します。

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(この記事では、資金提供者のことを、タイプによって適宜「ファン」「支援者」「出資者」などといった言い方にしています)

「購入型(報酬型)」クラウドファンディング

購入型クラウドファンディングとは、ファン(支援者)がプロジェクトへ出資することで、そのリターンとして支援金額に応じた金銭以外の商品やサービスが手に入る、というタイプです。

勿論、クラウドファンディングは、プロジェクトが成功してから商品の制作やサービスの提供を行うため、いわゆる先行販売(事前購入)というカタチに近いです。

ファンは、リターンに魅力を感じてプロジェクトに出資する場合が多いので、プロジェクトが魅力的なものであることは大前提ではありますが、ファンに「欲しい」と思ってもらえるリターンを用意することが成功の秘訣となってきます。

日本国内でも一番採用されているタイプで、Campfireや、READYFOR?も購入型クラウドファンディングです。
また、弊社の運営するAnipipoも購入型です。

「寄付型」クラウドファンディング

寄付型クラウドファンディングとは、その名の通り、プロジェクトに対して出資を行いますが、あくまでも「寄付」であるためリターンは発生しません。

相性が良いプロジェクトとしては、被災地支援や途上国の支援など、社会的意義の大きいプロジェクトです。
通常の寄付であれば、寄付をして終わりですが、クラウドファンディングを利用することで、寄付をしたあとのプロジェクトの状況が透明化されるというメリットがあります。

プロジェクト企画者は、プロジェクトの活動状況を伝え、共感を生むことでより大きなプロジェクトができるようになりますし、支援者にとっては、寄付をしたお金がどういったことに使われているのかを知ることができます。

日本では、JustGivingなどが寄付型クラウドファンディングの典型です。

「金融型(投資型、株式型、融資型)」クラウドファンディング

金融型クラウドファンディングとは、出資者が特定の企業などに出資を行い、リターンとして金銭(配当や利益の一部)または株式が発行される、というタイプです。

今までは、比較的金額の大きい投資などが必要で、なかなか個人ではハードルが高かった投資を、小口などから出資ができるようになったことで、誰でも投資活動ができるようになるのが特徴です。
投資先としては、上場前の企業への出資や不動産投資、海外投資など様々です。

金融型クラウドファンディング、特に株式型(エクイティ型)は、誰でも未公開企業に対して株式というカタチで投資ができるので、非常に注目が集まっている一方、日本においては金融商品取引法などの法規制などもあり、まだまだ普及が難しいというのが現状です。

しかし、今後法改正などが検討されているということもあり、今後日本でも増えていくことが予想されます。

国内では、CrowdBankなどが有名です。

まとめ

以上が、クラウドファンディングにおける3つの種類です。

今後、世界的にもますます増えていくであろうクラウドファンディングサイトですが、プロジェクトを企画する際は、企画内容に応じて適切なプラットフォームを選択することが成功のための第一歩となります。

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Kazuyuki Hozumi

Kazuyuki Hozumi

Webディレクター / 編集
1989年生まれ。兵庫県出身。インターネットメディアの運営などをしています。アニメが好きです。
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